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前置詞の使い分けがわからないという方へ

Hi everyone!

英語才能引き出しトレーナーの薮下です!

 

今更ですが、カメ止め、ことカメラを止めるな!を先日観てきました。

 

あんなに映画館で笑ったのは久しぶりです!!
もう絶対観て欲しい作品ですね~!

 

この映画については話したくて仕方ないですが、何も話せない。
ネタバレになってしまうので~><。。

 

是非映画館でご覧ください!

 

そしてこちらのセミナーもご覧くださいね~!
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さて、表題の件ですが、前置詞の使い分けがわからないというご相談をよくいただきます。

 

前置詞、難しいですよね~><

 

例えば、

I gave it to him.
なのか
I gave it for him.
なのか。

 

とか、
I will make tea to you.
なのか
I will make tea for you.
なのかとか。

 

迷いますよね?

 

どうしたら間違えなくなるのか?
と聞かれるのですが、一番早いのは、

 

慣れること・・・・

 

です。

 

え~!!って感じかと思いますが、何度も口に出して口に馴染ませていくのが一番いいです。

 

ただ、前置詞にもそれぞれ本質的な意味があります。
例えばCMでおなじみの関先生が、onは、~の上に、ではなく接触のイメージ。
だから壁についていてもonを使う。

 

例えば、
The clock is on the wall.
時計が壁にかかっている。

 

という解説をされていますね。
最近よく本屋さんでも前置詞に特化した本が売っています。

 

関先生も前置詞に特化した本を出されています。
https://amzn.to/2OduX5L

 

非常に面白く、わかりやすくそれぞれの前置詞の意味が解説されています。
とてもおすすめです!

 

ただ、それぞれの前置詞の意味がわかったら会話ですぐに前置詞を使い分けられるようになるかというとそうではないんですね><。。

 

イメージは、あくまで後付けするものです。
間違えて、直された時に、「そうか、onは接触のイメージだからここでonを使うんだな」と。

 

そうやって理解を深めるために使っていくと前置詞が定着していきやすいです。

 

意味から入って理解して使い分けるのは、テストでいい点をとるならばありかもしれませんが実際の会話で、前置詞の意味を考えながら話そうとすると混乱してよくわからなくなってしまいます。。。

 

例えば先ほど例題にだした

I gave it to him.
I gave it for him.

I will make tea to you.
I will make tea for you.

 

toとforはよく間違えやすい前置詞の一つです。

 

toとforはどちらも方向を示す意味を持つ前置詞です。

 

この2つの違いは、toは目的地を含む意味合いがあり、forは、そちらの方向を向いているだけ。

 

新幹線に乗ると、
This is Nozomi express, bound for Tokyo.
というアナウンスがあると思います。

 

bound for~
で、~行き、という意味です。

 

日本人的には、東京行きの新幹線なんだから東京に行くんだし、目的地含んでるからtoじゃないの!?って思いませんか??私だけ?

 

でもbound for~は、あくまで「~行き」なのです。
東京に向かっている電車だよって言っていて、目的地を含んではいないことになるようです。

 

では先ほどのgiveとmakeの例。

 

ナチュラルなのは

I gave it to him.

I will make tea for you.

 

これは私なりの解釈ですが、giveは「与える」なので、与えるものは、目的地(受取手)に
渡りますよね?
なのでtoがナチュラル。

 

I will make tea for you.
は、気持ちがあなたに向いているのでforがナチュラル。

 

そうなるとgiveするのだって、相手を思ってあげてるんだからforでいいじゃん。
作ったteaは相手に渡るんだからtoでいいじゃん。
と屁理屈をいいたくなるのは私だけでしょうか。笑

 

なので、前置詞の意味を覚えたからといってとっさに使い分けられるようになるわけではありません。

 

間違えて、直されて、その時に、この前置詞はこういう意味があるからtoよりもforの方がよりふさわしいんだな、と落としこみ、何度も口に出して馴染ませていく。

 

そうすると
I gave it for him.
と言った時に、「ん?なんか違和感だな。」と感じるようになっていきます。

 

ちょっといい例かわかりませんが日本語でも、「とうもろこし」をあやまって「とうろもこし」と言ったら「ん?今私なんて言った?」って違和感を感じますよね?笑

 

そんな感じです。笑
本当にそういう感覚になっていきます!

 

なので前置詞を使い分けられるようになるには意味を知ることと、繰り返し声に出していくこと、これが非常に大事です^^

 

是非やってみてくださいね~!
では、Talk to you next time!

ABOUT ME
薮下 幸枝
薮下 幸枝
TOEIC985点・英検一級。 長野県生まれ長野県育ち、京都在住。 21カ国に滞在経験あり。語学学校通学、現地就業経験、10年に渡り英会話・同時通訳・翻訳・海外プロモーションなど、英語に携わる仕事に従事。 中学生の時Hi-STANDARD(バンド)をきっかけに英語の魅力に惹かれ始める。 大学では英米語英米文学科を専攻。しかし、英語は話せるようにならず、大学卒業後カナダに渡り、1年9ヶ月バンクーバーで過ごす。 カナダ在住中に、海外に住んだからといって英語が話せるようになるわけではないということを思い知り、悪戦苦闘しながら英語を習得。 カナダでの経験が人生の大きな岐路となり、英語が話せることの楽しさ、世界が広がる喜びを、より多くの方に伝えるため、英語トレーニングを通じて活動中。 ⇒詳しいプロフィールはこちら
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