あなたは、英会話ができるようになりたいけど、
- 英語が聞き取れる自信がないから外国人に話しかけられない・・・
- 英会話が聞き取れなくて愛想笑いでやり過ごしている・・・
- 英会話が聞き取れないから愛想笑いをしていたら実は悲しい話で気まずくなった・・・
- 質問されても英語が聞き取れないから会話にならない・・・
というお悩みをお持ちではありませんか?
英会話においての壁となるリスニングについて、聞き取れない理由と、実践的な聞き返し方、学習方法をあわせて、英語才能引き出しトレーナーの薮下がお伝えします!
そもそもあなたが英語を聞き取れない理由は?
英会話で聞き取れない、と一言にいっても、聞き取れない理由、原因は1つではありません。
なので、まずはあなたが英語を聞き取れない理由を把握することが大切です。
意外とここを意識していない人が多く、漠然と『聞こえない』という一つのカテゴリーにしてしまっているのではないかなと思います。
なので英会話が聞き取れない理由のタイプ別と対処方法をそれぞれ紹介していきます。
まずは、あなたがどのタイプに当てはまるか、チェックしていきましょう。
単語やフレーズをあまり知らないから聞き取れない
相手の話のなかで、知らない英単語やフレーズがあっても、ある程度であれば文脈から内容を理解することはできます。
ですが、知らない英単語やフレーズが多すぎる場合は、文脈を想像することも難しくなってくるので、残念ながらなかなか聞き取ることはできないんです・・・。
以下の文をみて、知らない単語が多すぎて意味が取れない方、なんのお話かわからない方は、まずは単語のインプットから始めることをおすすめします。
Alice, a girl of seven years old, is feeling bored and drowsy while sitting on the riverbank with her elder sister. She then notices a talking, clothed White Rabbit with a pocket watch run past. She follows it down a rabbit hole when suddenly she falls a long way to a curious hall with many locked doors of all sizes. She finds a small key to a door too small for her to fit through, but through it she sees an attractive garden. She then discovers a bottle on a table labelled “DRINK ME,” the contents of which cause her to shrink too small to reach the key which she has left on the table. She eats a cake with “EAT ME” written on it in currants as the chapter closes.
オススメの教材は、『社会人におすすめ英語学習やり直し本!超厳選6選!』の『3.1 英語学習で避けては通れない単語力』をご覧ください。
英会話の発音に慣れていない
全て知っている単語で話されているのに聞き取れない方は、英語の発音に慣れていない可能性があります。
例えば、Michealは日本語的だとマイケルと発音されますよね。
でも実際はマイコーのように聞こえます。
他の例としては例えば、
I’ll think about it.
は、アイルシンクアバウトイット、とは言われずに、アィルスィンカバゥイッというような感じで発音されます。
アイルシンクアバウトイットと言われると思っていると、アィルスィンカバゥイッと言われた時に、知らない単語やフレーズを言われたと思って脳が理解してくれないんです。
そういう方は、実際英語はどう発音されるのかを脳に上書き保存してあげる必要があります。
そんな方にオススメの教材を『社会人におすすめ英語学習やり直し本!超厳選6選!』の『3.4 英会話のキャッチボールに欠かせないリスニング力』の項目で紹介させていただいております。
実際の取り組み方、練習法も解説しておりますので、ご参照ください。
ただ、そもそも知っている単語で話されているのかどうかもわからない、という方は、英会話の相手に、なんて言っているのか書いてもらうようにしましょう。
書いてもらうようにお願いする時に使えるフレーズが以下のものです。
書いてもらえませんか?
書いてもらった内容を見て、全て、もしくはほとんど知っている単語だったら、英会話の発音に慣れていない可能性大ですので、『3.4 英会話のキャッチボールに欠かせないリスニング力』を参考に、リスニング教材に取り組み、練習していきましょう。
書いてもらって、知らない単語やフレーズが多い場合は、知っている単語やフレーズが少ない可能性がありますので、『単語やフレーズをあまり知らないから聞き取れない』をご参照ください。
音は聞き取れるけど、意味としてすぐに理解できない
音としては聞き取れているけれども、それを意味として理解するのに時間がかかってしまうというタイプの人もいます。
左脳の動きが右脳よりも活発なタイプの方に多いです。
そういう方は、イメージ力を鍛えることをオススメします。
単語単語を聞いて、そこから情景を描いたり、イメージを膨らませてストーリーを繋げる力がつくと、音と意味が頭の中でリンクするスピードが早くなっていき、英会話を理解できるようになっていきます。
例えば、日本語でもいいので、以下のような物語を読んだ時に、情景を頭の中で描きます。
ある日、アリスは、川辺の土手で読書中の姉の傍で退屈を感じながら座っていた。すると、そこに服を着た白ウサギが、人の言葉を喋りながら通りかかる。驚いたアリスは、白ウサギを追いかけて、ウサギ穴に落ち、さまざまなものが壁の棚に置いてあるその穴を長い時間をかけて落下する。着いた場所は、広間になっていた。アリスは、そこで金の鍵と通り抜けることができないほどの小さな扉を見つける。その傍には不思議な小瓶があり、それを飲んだアリスはみるみる小さくなる。
それが難しい方は、絵本や、挿絵の多い小説を読むことをオススメします。
ストーリーが進むにつれて、絵本や挿絵のイメージをストーリーに沿って自分の頭の中で動かしていきます。
この練習を重ねて行くと、イメージ力が向上していき、英語を聞いたときに理解するスピードが早まります。
ネイティヴの速さについていけていない
聞き取れない理由がこの場合、解決するのは簡単です!
ネイティヴとの会話の時には、早すぎてついていけないからゆっくり話して、と伝えればOKです!
ここが意外と抜けている方が多いのです。
早くて聞き取れていないのに、ただ単に”Sorry?”とか”Can you say that again?”と聞き返しても、同じスピードで同じことを言われるだけなので、またスピードについていけず聞き取れないままになってしまうんです。
なので、早くて聞き取れない時には
もっとゆっくり話してもらえませんか?
上記のように具体的に伝えて、ゆっくり話してもらいましょう!
ゆっくり話してもらえたら聞き取れるようになりますよね(^^)
また、一部聞き取れている場合は、聞き取れた部分を繰り返して、そのあとにwhat?と聞くのもGoodです。
どういうことかというと、例えば、”You look ~.”と言われて〜の部分が聞き取れなかったけど最初のYou lookは聞き取れた場合、
私が、どう見えるって?
というように聞くと、聞き取れなかった部分をゆっくりはっきり話してくれます。
ちなみに、なんと言っているかわかると、同じスピードで話されても聞き取れるようになります。
これは脳が、なんと言っているのかある程度予想をつけられるようになっていくからです。
なので、スピードについていけない人は、Youtubeなどで早くて聞き取れないなと思う動画で、なおかつ英語字幕付きの動画を選び、どんな内容について話しているか把握した上で何度も何度も聞くと、脳がその速さについていけるようになるのでおすすめです。
繰り返し聞くときは、何かの作業をしながら聞き流すだけでも十分です。
そして色んな動画を見て、色んな人の英語に触れて、とにかくナチュラルスピードの英語への接触量を増やしていくと、いつの間にか、スピードに慣れている自分を発見できると思います。
実は聞き取れてるけど自信がない
このパターンの方も意外と多く見受けられます。
「英語のリスニングが苦手なんです」「英会話でなんて言っているか聞き取れないんです」と言いながらも、ちゃんと意味が取れている方、結構いらっしゃいます。
ではなぜ「聞き取れていない」と感じているのか?
それは、一語一句全ての単語を聞き取れていないと、聞き取れていることにならないと思っているから。
自分もそう思っているな、と思った方は要注意!
そもそもなぜ一語一句聞き取る必要があるんでしょうか?
例えば、
“I’m going to Hawaii next month for my friend’s wedding. I’m so excited.”
この意味を理解するのに最低限必要な単語って
I Hawaii next month friend wedding excited
かなと私は思うんです。
これだけ聞き取れていたら、来月友達の結婚式でハワイにいくんだな。楽しみなんだな、ってわかりますよね?
そうなんです、全ての単語を聞き取る必要はないんです!!
もしこれが書き取りのテストだったら全て聞き取らないと丸にならないかもしれませんが、英語を聞き取れるようになりたいのはなぜかといったら、コミュニケーションを取れるようになりたいからですよね?
となると、相手が言っている内容が理解できたらそれでOKなんです!
そもそも、日本語でも一語一句全て聞き取っているかといったら、必ずしもそうではないんです。
全て聞き取っているように感じるのは、今までの経験から、こう言っているんだろうなと、脳が判断して、言葉を繋げてくれているからです。
とは言っても、聞き取った内容があっているか不安なときは、相手に確認したら大丈夫です!
例えば先ほどの”I’m going to Hawaii next month for my friend’s wedding. I’m so excited.”の例だったら
来月ハワイに行くって言った?
Oh are you going to Hawaii next month?
へえ、来月ハワイに行くの?
というように確認したら、相手の返事で自分の認識が合っていたかどうかわかりますよね!
なので、聞き取れたか自信がないときは、相手の言っていることをリピートして確認するのがオススメです。
慣れるまでは、相手の言っていることを瞬時にリピートするのも難しく感じると思いますが、練習を重ねていけば、とっさにリピートできるようになります。
また、英会話だけではなく、映画やドラマなどを楽しみたいという理由からリスニング力をあげたいという人もいると思います。
そういった方も同じです。
日本語のドラマや映画を見る時に、登場人物のセリフ一語一句全てに集中して聞いてますか?
そんなことないですよね。
英語も日本語と一緒なのです(^^)
なので全て聞き取らなければいけない、というのは思い込みなんです。
ついつい癖で全部聞き取れていないとダメ、と思ってしまうかもしれませんが、そう思っていることに気付くたびに、全て聞き取れてなくてもOKだよ、って自分に言い聞かせてあげてください。
聞き取れていないあなたが悪いのか?
最後に、声を大にして伝えたいことがあります。
皆さん英語が聞き取れないと、必ずと言っていいほど、ご自身に英語力がないから聞き取れない、とおっしゃるのですが、それって本当ですか??
本当にあなたの英語力がないから聞き取れないんでしょうか?
実はそうでないパターンがたくさんあるんです!
例えば
- 相手の滑舌が悪い
- 相手の英語がなまっている
- 相手の声が低くて聞き取りにくい
- 相手の英語が回りくどくて何を言っているかわからない
などなど。
もし、これが日本語だったらどう思いますか?
相手の滑舌が悪い時に、自分の日本語力やリスニング力を責めますか?
相手の日本語が訛(なま)っていて、聞き取りにくい時に、私日本語できないなぁって思いますか?
私の祖父母は方言のある地域に住んでいるので、結構日本語訛ってます。
たまになんて言っているかわからず、母に通訳をしてもらうことがあります。笑
でも「私、日本語下手だなぁ」って思ったことは一度もありません。
相手の声が低すぎて聞き取りにくい場合、これもよくあります。
日本語でもありませんか?
私の友人でものすごく声の低い人がいるのですが、何度も聞き返します。日本語ですよ?
そして相手の英語が回りくどくて何を言っているかわからない場合。
これもありますよね?
日本語でも人によってちょっと説明が回りくどくて結局何が言いたいかわからない方いませんか?
英語だって日本語と同じなんです。
その人の話しかたの癖や訛りによって、聞き取りにくいことが多々あるんです。
だから、英会話が聞き取れない=自分の英語力が低い、と結論づけるのはやめましょう!!
そう結論づけてしまうと、どんどん自信がなくなっていき、本来聞き取れるはずの英語ですら、聞き取れなくなってしまいます。
なので、英会話で聞き取れないと思っても、自分を責めるのはやめてください(^^)
大丈夫、必ず聞き取れるようになりますから!自分を信じてこれからも頑張っていきましょう!
とはいえ、なかなかご自信で何が聞き取れていない原因なのかを判断するのは、難しいです・・・。
人それぞれ原因もレベルも異なるので、正直ヒアリングをさせていただかなければ根本原因はわかりません。
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しっかりヒアリングし、アドバイスさせていただきます。
英語の知識を身につければ英語は話せるようになると思っていませんか?実はこれ、多くの方が勘違いされていることなんです。
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