Hi, everyone!
英語才能引き出しトレーナーの薮下です。
グローバル社会になってきて、英語のセールス電話が増えている会社も多いと思います。
皆さんあの手この手で担当者に繋いでもらおうと必死で、断るのが結構大変な相手もいると思います。
また、いくら海外が日本よりフランクだと言っても、会社の印象を悪くするような断り方はしたくないとか、やっぱり日本人だと気にしちゃいません?
私はそうでした(^^;
なので今日は、英語でのセールス電話の対応について紹介しようと思います。
実際に自分が使っていた対応も織り交ぜて紹介します。
お礼の言葉で始める
日本語でも「お電話いただきありがとうございます」と最初につけると、その後にくるのがお断りでもちょっと和らぎますよね。英語でも一緒なので、お断りをする前にお礼の言葉を入れると丁寧です。
ご連絡いただきありがとうございます。ですが・・・
Thank you for calling us, but…..
お電話いただきありがとうございます。ですが・・・
そして “but”の後に断りの言葉を続けましょう。
お断りをする
お礼の言葉をいった後に、お断りを続けましょう。
興味がありません。
…but we are not in need of that kind of product/service.
そういった製品/サービスは必要ありません。
…but we have no intention of changing our supplier.
業者を変えるつもりはございません。
興味がないと言っても、話だけでもさせてくれと言われたりするので、2番目の「そういった製品は必要ない」バージョンを伝えた方が諦めてくれる確率が高いです。
それでもしつこく話だけでも!と言われたら、詳細をメールで送っていただきましょう。
電話で粘っても長くなって疲れます。。
メールを送ってもらう
いらないと言っても粘ってくる人には、詳細をメールしてもらい、長電話を避けましょう。
その場合、メールを頂戴できますか?担当者/担当部署に転送し、興味があればご連絡いたします。
私は、最後の下線をひいている”if we are interested” のところをゆっくり、強調して言うようにしていました。
電話をとった時点で、自社で取り扱いできそうな製品の時には、断っても担当者に繋いでくれとしつこく言われることがあったり、担当部署のふりをして断ろうとしてもマネージャーに繋いでくれとか言われるので、こういう時は私はもう「要りません」のやり取りをするのが面倒なので、そのままメールを送ってくださいと言っていました。
これを言ってメールを送ってこなかった人もいますし、メールを送ってきてもその後のフォローアップがない人もいましたので、このやり取りだけで終わるケースもあります。
もちろんフォローアップの電話を後日かけてくる人もいます。
その時は次のような感じでお断りしてました。
メールをもらった上での断り方
流れは先ほどと一緒ですが、最初にメールを送ってくれたことにお礼をいい、お断りをします。
メールありがとうございました。検討しましたが、残念ながら今は業者を変更するつもりはございません。今後何かございましたらよろしくお願いします。
最後の”But we will keep you in mind for the future.”はおまけですね。
言わなくても全然OKです。
今の文章からちょっと解説。
unfortunately・・・残念ですが
何かよくない知らせをいう前によく使います。
I’m afraid や We’re afraid の代わりにも使えます。
keep in mind・・・覚えておく
We will keep you in mind for the future.
(keep「とどめる」in mind「心の中に、頭の中に」で考えると意味が自然にとれますね)
日本語にすると不自然なので「今後何かございましたら宜しくお願いいたします。」としましたが、「今後の為に、御社のことは覚えておきます。念頭においておきます。」といった感じの言い方になります。
おわりに
いかがでしたか?正直、もし私が海外で働いていたらこんなに丁寧に対応しないです。
やはり日本企業で働いていて、相手も日本企業にかけているとわかっていると思うと、ちょっとは丁寧に対応したいという日本人気質が出てきてしまう経験があったので、今回ご紹介してみました。
Hope this helps!
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