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【英語の解釈】findは「見つける」だけではない?findの意外な使い方

How do you find it?

こんにちは、潜在意識英語コーチングの薮下です!

findといえば「〜を見つける」とか「〜を探し出す」という意味が浮かんでくるのではないでしょうか?

その通り!なのですが、実はfindには、「見つける」とか「探し出す」以外によく使われる表現があるんです。

そこで今回は、findの意外な使い方を紹介していきます。

 

まずは馴染み深い「見つける」での使われ方

Where is my key? I can’t find it.

私の鍵は?見つけられない。

このように物に対しても使えますし、人に対しても使えます。

A: Where is Tom?

トムはどこ?

B: I don’t know. Well, he’ll find us.

わかんない。まぁ、私たちのこと探し出すでしょ。

また、物質的な物でなくても使えます。

I finally found a solution to that problem.

やっとその問題についての解決策を見つけた。

ここで出てくるように、findの過去形は”ed”をつければいいパターンではないですね。

いわゆる不規則動詞で、過去形は”found”。過去分詞もfoundなので、これだけ覚えちゃえばOK!

馴染みの薄い「〜と思う」「〜と感じる」での使い方

まずは以下の例文を。

A: Is it your first time in Japan?
B: Yes it is.
A: How do you find it?
B: I found it really interesting. Totally different from my country.

はい、ここで使われているfind、これを「見つける」で解釈してしまうとちょっとおかしいですよね?

How do you find it. 

ちなみにitはJapanのことです。

つまり、How do you find Japan?

普通に考えると、「どうやって日本を見つけますか?」ですよね?

 

でもこの場合は   「日本はどう?どんな風に感じる?」   という意味になります。

findは、「〜と思う」「〜と感じる」という意味でも使われるんです!

なので先ほどの例文は、

A: 日本は初めてですか?
B: はい、初めてです。
A: 日本はどうですか?
B: とても面白い(興味深い)です。私の国と全然違います。

というやりとりになるんです!

意図せず何かをしていた時に使えるfindの表現

find単独での使い方ではありませんが、この表現もとっても便利なfindの使い方なのでご紹介します。

find oneself ~ing” で「気づいたら〜していた」いう予期していなかったことや、意図していなかったことをしていた、という時に使います。

I had never met him but when I heard about his death, I found myself crying.

彼に会ったことはないけれど、彼の死を知った時、気づいたら泣いていた。

他にも、「気づいたら〜(場所)にいた」という時にもfind oneselfが使えます!

この場合は “find oneself in 場所“になります。

I drank too much last night. When I woke up this morning, I found myself in my yard.

昨晩飲みすぎた。今朝起きたら、自分の庭にいた。

なかなか便利な表現ですよね!

まとめ

いかがでしたか?

このように、findの意味は「見つける」や「探し出す」だけじゃないんです。

それ以外にも、色んな使い方がfindにはあります。

会話で頻出するので、find が出てきた時に「見つける」や「探し出す」だと流れがおかしいなと思った時には、これらの使い方を思い出してみてくださいね!

ABOUT ME
薮下 幸枝
薮下 幸枝
TOEIC985点・英検一級。 長野県生まれ長野県育ち、京都在住。 21カ国に滞在経験あり。語学学校通学、現地就業経験、10年に渡り英会話・同時通訳・翻訳・海外プロモーションなど、英語に携わる仕事に従事。 中学生の時Hi-STANDARD(バンド)をきっかけに英語の魅力に惹かれ始める。 大学では英米語英米文学科を専攻。しかし、英語は話せるようにならず、大学卒業後カナダに渡り、1年9ヶ月バンクーバーで過ごす。 カナダ在住中に、海外に住んだからといって英語が話せるようになるわけではないということを思い知り、悪戦苦闘しながら英語を習得。 カナダでの経験が人生の大きな岐路となり、英語が話せることの楽しさ、世界が広がる喜びを、より多くの方に伝えるため、英語トレーニングを通じて活動中。 ⇒詳しいプロフィールはこちら
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