
英語会議が怖くて話せない…
英語を勉強しても解決しない理由
こんにちは、英語が話せる「心」と「英語」を育てるコーチ、薮下です。
英語は勉強してきたし、単語も文法もわかってる。
なのに、いざ英語会議になると緊張して、何も言えなくなってしまう。
ちゃんと聞き取れているし、「何か言わなきゃ」と思うけど、怖くて仕方がない。
「なんでこんなに怖いんだろう…」って、自分でも思うんですよね。
この記事では、そんな「英語会議の怖さ」がなぜ生まれるのか、そして英語を勉強してもなかなか解決しない理由についてお話しします。
この記事は、こんな人におすすめ!
- 英語は勉強してきたけど、実際の英語会議では発言できない
- 自分だけ発言できず、英語会議が終わると落ち込む
- 「他の人は堂々と話してるのに…」と毎回焦る
- 言いたいことはあるけど、間違えるのが怖くて話せない
- 事前に用意しておいたことは言えるけど、咄嗟の質問などには対応できない
- 同僚に帰国子女がいて、比べて自信をなくしてしまう
目次
長年英語を勉強してきたのに、英語会議になると何も言えなくなる理由
英語会議の場で発言できないのは、「まだまだ自分の英語力が足りないから」だと思っていませんか?
もっと単語やフレーズを覚えて、英語力がアップすれば、自信が持てて、話せるようになる。
そう思って、ずっと勉強を続けている方も多いと思います。
でも実は、長年英語を勉強してきたのに、いざ会議や発言の場になると英語が出てこないのは、単に「英語力が足りないから」ではないんです。
私自身もずっと、「語彙力が増えればペラペラになる」と思って、英語の勉強ばかりしていました。
「英語を話すのが怖いのは、まだ英語力に自信がないからだ」と考えて、とにかく“もっと勉強しなきゃ”と走り続けていました。
でもあるとき、ふと気づいたんです。
「あれ?これって、英語の問題じゃないかも…」と。
きっかけは、英語コーチとして活動を始めて間もない頃に出会った、ある生徒さんでした。
その方は、コーチングを通して着実に英語力を伸ばしていました。
回を重ねるごとに言える表現が増え、語彙もどんどん増えていったんです。
でも、いつも決まってこう言うんです。
「私は全然できるようになっていない。どうしてこんなにできないんだろう」
客観的に見れば、英語力は明らかに伸びているのに、本人はまったくそう感じていないんです。
英語が話せない“本当の原因”は、思い込みかもしれません
その生徒さんを見ていて、私が気づいたことがあります。
それは、英語が話せないのではなく、“話せないと思い込んでいる”ということ。
実は、こういう方はとても多いんです。
ちゃんと聞き取れているし、知っている単語もたくさんある。
そして、話したことはちゃんと相手に伝わっている。
それなのに、
「まだまだ私は話せない」
「自分の英語は伝わらない」
「こんなレベルで発言したらダメだ」
と、自分にストップをかけてしまうんです。
でも、ご存知の通り、英語は“話さないと”話せるようにはなりません。
私たちが日本語を話せるのも、子どもの頃から、間違えながらたくさん話してきたからですよね。
なのに、英語を話すことに、自分でストップをかけてしまう。
そして、そのストップの正体が、“思い込み”です。
「思い込み」って、言葉だけ聞くとシンプルに感じるかもしれません。
でもこれ、実はけっこう厄介な存在なんです。
なぜかというと――
「自分を守るために」無意識のうちに思い込んでいるものだから。
思い込みってどうやってできるの?
思い込みは、これまでの経験や周りの影響から、知らず知らずのうちに生まれてくるものです。
中でも特に影響が大きいのが、幼少期の体験だと言われています。
たとえば、「英語を間違えたら恥ずかしい」と思ってしまう人。
それは、子どもの頃に何かを間違えたとき、人に笑われたり、強く叱られたりして、とても嫌な思いをした経験があるのかもしれません。
そんな経験があると、心は「もう二度とあんな思いをしたくない」と感じます。
そして、「間違える=恥ずかしいこと」という思い込みをつくり、同じように傷つかないように、自分を守ろうとするんです。
この思い込みのおかげで、間違えないように気をつける=自分を律することにつながるという、良い面もあります。
でも、思い込みが強すぎると、かえって悪い影響を与えてしまうこともあるんです。
たとえば、間違えることを過度に恐れるあまり、新しいことに挑戦できなかったり、緊張しすぎて逆に間違えばかりしてしまったり。
英語会議などでは、「間違えるくらいなら、最初から話さない」という選択を、無意識のうちにしてしまうこともあります。
でも、間違えることって、本当に恥ずかしいことなのでしょうか?
英語に限らず、最初から間違えずにできる人なんていませんよね。
たとえ慣れている人でも、間違えたり失敗したりすることはあります。
常に完璧な人なんて、きっといないと思うんです。
それに、間違いから学んだり、そこから成長したりすることもたくさんありますよね。
とはいえーー
「冷静に考えれば、その通りだ」と頭ではわかっていても、心がついてこない。
それが、「思い込み」のやっかいなところなんです。
「間違えるのが怖い」から抜け出すヒント
では、「思い込み」を変えるにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは、「英語を話すことが怖い」と感じている自分を、ありのまま受け止めてあげることです。
「英語を話すことが怖いと感じている自分がいるなぁ」と、客観的に観察するように受け止めてみましょう。
そのとき、善悪や良し悪しといった判断は入れず、ただそのまま受け止めることが大切です。
そして、「自分にどんな思い込みがあるのか」に気づくことが第一歩です。
どんな思い込みを持っているから怖いと感じているのかに気づくことができれば、少しずつ変えていくことができるようになります。
そして忘れないでほしいのは、その思い込みは、自分を守るために抱くようになったものだということ。
たとえば、英語会議で話すのが怖いと感じたとき、
「この不安は、思い込みが私を守ろうとしてくれているサインかもしれない」
そんなふうに、自分の気持ちをやさしく受け止めてみてください。
とはいえ、思い込みは長年かけて身についたもの。
変わりそうになっても元に戻ってしまったり、そもそも無意識のうちに持っていることも多いので、自分だけで気づくのはなかなか難しいこともあります。
英語会議で話すのが怖いと感じる「根本の原因=思い込み」にアプローチし、安心して、自信を持って英語で発言できるようになるには、英語にも心理学にも精通したプロの力を借りることが、実は近道です。
まとめ
いかがでしたか?
「英語が怖くて話せない」ことの背景には、実はこんな思い込みが潜んでいることもあります。
英語会議で話すのが怖いと感じるのは、英語力の問題だけではありません。
あなたが弱いからでも、努力不足だからでもないんです。
だからこそ、思い込みに気づき、少しずつ手放していくことがとても大切。
かろやか英会話では、あなたの中にある思い込みにやさしく寄り添いながら、安心して自信を持って発言できる「心」と「英語力」を、一緒に育てていきます。
もし、「英語を勉強しているのに会議で話せるようにならない…」と感じていたら、ぜひ一度、体験してみてくださいね。
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